外反母趾
こんなお悩みはありませんか?
外反母趾で長く歩くと痛みが出る
外反母趾で病院やクリニックに通ったが良くならなかった
インソールや矯正サポーターを試したがよくならなかった
外反母趾の手術はしたくない
外反母趾の変形を止めたい
以前よりも変形が進行してきている
外反母趾で歩くことに不安がある
このようなお悩みを抱えている方が多いのではないでしょうか?
このお悩みを放置しているとやがて取り返しのつかないことにもなりかねないので、早期の治療をおすすめします。
外反母趾で知っておくべきこと
親指のMTP関節が小指側に曲がり、角度が20度以上になると外反母趾と診断されます。角度が20度から30度は軽度、30度から40度が中等度、40度以上が重度に分類されます。
外反母趾は圧倒的に中高年の女性に多く見られますが、ハイヒールが原因と思われがちです。しかし、ハイヒールを履いたことがない男性でも外反母趾になることがありますし、ハイヒールを毎日履いていても外反母趾にならない女性もいらっしゃいます。生まれつきの足の形や遺伝が大きく影響し、生活習慣が組み合わさって一定の条件を満たした場合に外反母趾が発症するようです。放置すると変形が進行することがあっても自然に治癒することはありません。
外反母趾の発症に影響を与える生活習慣は靴の装用以外には報告されておらず、特定のスポーツを行うと発症しやすくなるといった報告はありません。靴を履く習慣があると、裸足に比べて明らかに発症しやすくなります。幅の狭い靴を履くことで鶏眼(魚の目)、胼胝(タコ)、外反母趾が増え、かかとの高い靴では胼胝と外反母趾が増えるというデータがあります。
どの種類の靴をどの程度の時間使用すると発症するのかはまだ明確ではありませんが、幅が狭いハイヒールが外反母趾発症のリスクを高めることは間違いありません。
症状の現れ方は?
外反母趾の症状の現れ方の代表的なものとして、ヒールなどのつま先が細く圧迫される靴をよく履く方が挙げられます。
このような外反母趾の現れ方の原因としては、本来、足の骨格には縦と横のアーチがありますが、そのうちの横のアーチが足先を圧迫することによって低下していきます。アーチが低下してくることで指の骨が中心に集まってしまい、母指の根元がそのままの位置で、母指の先が内側に寄っていくため、外反母趾となります。
このようなつま先の圧迫によって外反母趾以外の症状も出てしまう可能性があるため、注意が必要です。
その他の原因は?
初めに挙げた外反母趾の原因として、ヒールなどのつま先が細く圧迫される靴をよく履くことが考えられますが、他にも原因が考えられます。他には、遺伝による生まれつきの外反母趾や、加齢による足底の筋肉量の低下などが挙げられます。
遺伝によるものは生まれつきのため予防はできませんが、靴などの影響で外反母趾になる人だけでなく、靴を履かない環境の人にも外反母趾の方がいらっしゃいます。その原因は遺伝だと考えられています。履く靴によって症状が加速されるため、履くものや履く時間に気をつけましょう。
また、加齢によるものは筋肉量の低下により、縦と横のアーチを作っている筋肉が弱り、足底が平らになっていきます。それにより、母指が変形して外反母趾になっていくことがあります。
外反母趾を放置するとどうなる?
外反母趾になると、親指付け根の関節部分が靴に当たり圧迫されることで、親指にしびれや痛みが生じることがあります。しかし、痛みやしびれがない場合もあるため注意が必要です。
外反母趾を放置すると、変形が進行することはあっても自然に元に戻ることはありません。長い期間痛みを我慢して、変形が40度以上に進むと、最終的には病院で手術をしなければ戻せないほど悪化してしまう恐れがあります。
また、外反母趾になると親指に力が入らず、地面を踏み込めなくなるため、代償動作から腰や膝の痛み、頭痛や肩こりなどの二次的症状が現れることがあります。
当院の施術方法について
当院では、外反母趾に効果が期待できる施術メニューとして「足の極み」という施術があります。
【足の極み】
外反母趾は足のアーチが崩れ、靭帯が緩むことや筋力の低下が原因で起こるため、足のアーチを整える施術を行います。施術には機械や道具は使わず、すべて術者の手で行います。そのため、強い刺激が苦手な方でも強さを調節できるので、安心して施術を受けることができます。
現在、当院で受けられている患者様は、外反母趾以外にも内反小趾や足底筋膜炎、巻き爪の方など、さまざまなお悩みの解決のためにご通院いただいております。皆様もぜひこの機会に「足の極み」を受けてみてください。
改善していく上でのポイント
外反母趾は、親指が小指の方へ曲がり、付け根が突出して痛む状態です。ヒールが高く、つま先が細い靴など、足に負担のかかる靴を履き続けることで起こります。そのため、かかとが高くなく、固定されていて、先が細くない靴が理想的です。
また、扁平足のようにアーチがなくなってしまうと、外反母趾が起こりやすくなります。軽減策としては、母趾の付け根のねじれを取り、アーチを作ることがポイントになります。
外反母趾は放置すると手術が必要になる場合がありますので、気づいた時から早めに施術を始め、継続してケアすることが重要です。当院で一緒に施術を行い、軽減を目指していきましょう。