片頭痛
こんなお悩みはありませんか?
天気が悪い時、必ず頭痛がする
頭痛がする時はガンガンする
薬を飲まないと耐えられない時がある
吐き気やめまいが起こる
短時間で治まる時もあれば、何日間も続く時がある
などのお悩みを抱えて当院にご来院される方が多くいらっしゃいます。
このような症状がある方は片頭痛という血管拡張性の頭痛をお持ちの方です。血管拡張性のため、気圧が低くなっている時や自律神経が乱れている時に起こりやすい頭痛です。一時的に楽になる方法はありますが、軽減しにくい症状ですので早めに施術を受けることをお勧めします。
片頭痛で知っておくべきこと
片頭痛は、典型的には脈打つような痛みやズキズキする痛みが特徴です。頭の片側に生じる場合もあれば、両側に生じる場合もあります。また、身体活動や光、音、匂いなどによって悪化し、吐き気や嘔吐を伴うこともあります。これらの症状に加え、音や光、匂いに対して過敏になることも少なくありません。
原因としては、睡眠不足、天候の変化、空腹、感覚への過度の刺激、ストレス、その他の要因が引き金となることがあります。片頭痛はどの年齢でも起こる可能性がありますが、多くの場合、思春期や若年成人期に発生します。多くの人では、片頭痛が周期的に起こる傾向があります。
多くの方が市販の鎮痛薬を用いて頭痛の軽減を図っていますが、頭痛が日常生活に支障をきたす場合や、毎月のように寝込んでしまう場合には、医療機関を受診することを検討してみてください。
症状の現れ方は?
偏頭痛の現れ方は様々です。症状として、
・ズキンズキン、ガンガンとした拍動性の痛みが片側(たまに両側)に起こる(脈を打つように痛む)
・吐き気や嘔吐などの症状を伴うこともある
・じっとしていると楽(動くと痛みが増す)
・暗い場所にいると楽
また、前兆として、頭痛が起こる前にギザギザの光(閃輝暗点)が見られることがあります。多くの場合は60分以内に治まり、その後頭痛が起こります。
痛みの頻度や期間は、月に1〜2回ほど、数時間程度の時もあれば、3日間くらい続くこともあります。片頭痛は女性に多いことも特徴で、緊張性頭痛と併用して起こることもあります。
痛みを和らげるためには、部屋を暗くしてしっかりと体を休めましょう。
その他の原因は?
その他の原因としては、ストレスやホルモンの変化、気候や気圧の変化、睡眠の質の低下などが挙げられます。これらの要因によって血管の炎症や拡張が生じ、神経が刺激されることで頭痛が現れることがあります。このような頭痛は、平常時からの急激な変化によって誘発されやすくなる傾向があります。また、光や音、匂いによって症状が悪化する場合もあります。
さらに、チョコレートやナッツ類などの特定の食べ物が頭痛の発生に関係していることもあり、原因は多岐にわたります。何がきっかけになるかは人それぞれ異なります。
鎮痛剤で症状が軽減する場合もありますが、過剰に服用すると逆に頭痛が増える場合があります。そのため、片頭痛を予防するためには、生活習慣を見直し、規則正しい生活を心掛けることが大切です。
片頭痛を放置するとどうなる?
片頭痛は低気圧の際に現れやすい頭痛であり、特に深く眠れない、眠りが浅く途中で目が覚める、または寝ても疲れが取れないといった睡眠障害をお持ちの方に起こりやすい特徴があります。このような頭痛を放置すると、体調不良が増加し、吐き気やめまいを引き起こし、学校や仕事を休まざるを得なくなることがあります。また、頭痛薬が手放せなくなるケースも見られます。
片頭痛による強い痛みのために動けなくなり、精神的な不調を抱え、うつ状態に陥ってしまう方もいらっしゃいます。さらに、薬を長期間服用し続けることで効果が薄れてしまったり、薬の影響で体調を崩しやすくなる場合もあります。
そのため、片頭痛は放置せず、早めに適切な治療を受けることが大切です。
当院の施術方法について
頭痛に対しておすすめの施術は、頭蓋骨矯正と全調整鍼です。
【頭蓋骨矯正】
頭蓋骨矯正は、首や肩の筋肉を緩め、顔の骨格の歪みを整えることで血流の流れを促す施術です。首や肩の筋肉が緩むことで、筋肉の硬さが原因の頭痛が軽減されることが期待でき、施術後には首や肩がスッキリと感じられる場合があります。また、自律神経の乱れにも対応しており、不眠症や眠りが浅い方にも適した施術といえます。
【全調整鍼】
全調整鍼は、身体の体質にアプローチする施術です。筋肉が硬くなりにくく、血管が拡張しにくい状態を目指すため、片頭痛のある方にも適しています。この施術も自律神経の乱れに対応しており、さらに生理痛やドライアイなど、さまざまな症状に対する軽減が期待できます。体質の変化を促すことで、幅広いお悩みに対応できる施術です。
改善していく上でのポイント
片頭痛の場合は、こめかみを冷やして血管を収縮させることが有効です。一方で、入浴やマッサージは血管を拡張させる可能性があるため注意が必要です。
また、強い光や大きな音は脳を刺激し、症状が悪化しやすくなるため、発作中はカーテンで日光を遮り、照明を暗めにすることをおすすめします。音に対しては耳栓を使用することで軽減が期待できます。
緊張型頭痛の場合は、同じ姿勢を長時間とらないことや、正しい姿勢でデスクワークを行うことが大切です。もし長時間同じ姿勢をとらざるを得ない場合でも、1時間に1回は首や肩周りのストレッチを行い、体を動かすことを心がけましょう。
また、首や肩を蒸しタオルなどで温めたり、湯船に浸かることで血流の流れを促し、症状の軽減が期待できます。