めまい
めまいとは?
めまいとは身体のバランスが保てなくなっている状態を指します。
運動時や安静時においても、ふわふわとした自分が浮いているような感覚や、くるくると回っているような感覚、くらくらするようなたちくらみに似た感覚が起きることがあります。また、目の前が暗くなったり物が二重に見えたりし、不安感や動悸、吐き気、頭痛がすることもめまいの特徴です。
めまいの原因として考えられるのは、脳への血液供給が障害される状態、具体的には血流の悪さや貧血などが挙げられます。
めまいの根本原因は?
一般的に、めまいは内耳の機能の異常によって引き起こされることが多くなります。 ただ、その他にもストレス、ウイルス感染、脳の異常を原因として起こるケースも少なくありません。 脳の異常とは、主に血流不足、脳幹の機能低下、脳卒中などが該当します。
こんなお悩みはありませんか?
目が回るような感覚に陥る
目の前のものがブレて見える
吐き気や嘔吐を伴う事がある
フワフワするような感覚がある
耳が聞こえにくい、聞こえないことがある
などのお悩みはありませんか?
このような症状はめまいという症状で、めまいを引き起こす原因となる病気があります。
めまいが起きても日常生活に支障がないからといって放っておくとそれらの病気に進行してしまう事がありますので、5つ挙げた症状がある方は是非当院にご来院下さい。
めまい に対する当院の考え
めまいに対する当院の考えは、多くは耳の病気が原因となっています。ストレスや疲労などが自律神経の乱れを引き起こし、それがめまいを発症させることがあります。他にも様々な要因が考えられますので、問診の際には原因をしっかりと見極めて判断する必要があります。
見極めた後には、貧血などからくるめまいか、脳の疾患によるものか、自律神経系の問題によるめまいかを判断します。自律神経系によるめまいについては、当院の施術で軽減が期待できますが、脳の疾患によるめまいについては、脳梗塞や脳腫瘍の可能性が高いため、速やかに病院を受診することをお勧めします。
めまい はなぜ起こるのか?
めまいが起こる原因について質問をいただくことがあります。めまいは、体のバランスを保つ働き(平衡感覚)に障害が起こると生じます。平衡感覚は、
・耳からの感覚
・目からの視覚
・筋肉や関節からの深部感覚
の情報を脳が適切に統合することで成り立っています。これらのセンサーのどこかに障害が生じると、めまいが引き起こされる可能性があります。
めまいの原因はさまざまですが、特に頚椎のゆがみが関連しているケースも多いと考えられます。頚椎には、平衡感覚を制御するセンサーが多く集まっています。そのため、頚椎のゆがみが生じると、これらのセンサーが乱れ、「めまい」を引き起こすことがあります。
めまい を放っておくとどうなるのか?
めまいを放っておくとどうなるかという質問を頂くことがあります。
めまいを放っておくと、さまざまな病気の進行が懸念されます。脳梗塞や脳出血など脳に由来するめまい、良性発作性頭位転換性めまいやメニエール病など耳に関連するめまい、そして起立性低血圧や迷走神経反射などの病気が考えられます。これらはそれぞれ「回転性めまい」「浮動性めまい」「立ちくらみ」といった異なるめまいの症状を示します。めまいの症状に応じて原因も異なるため、早期に専門的な施術を受けることが必要です。
めまい に効果的な当院の施術メニューは?
めまいの種類には大きく分けて3つあります。
・ふわふわと浮いているような感覚の浮動性めまい
・止まっていてもくるくると回っているような感覚になる回転性めまい
・立ち上がった時にくらっと来る立ちくらみ
があります。
浮動性めまいと回転性めまいは、自律神経の乱れや中枢神経への血流障害から引き起こされることが考えられています。そのため当院では、首や頭の筋肉にアプローチをかける「ドライヘッド矯正」という施術を行います。こり固まった筋肉をほぐすことで血流改善を促し、圧迫されている神経を元に戻すことができます。また、この施術は眼精疲労や頭痛の軽減にも効果が期待できるとされています。
その施術を受けるとどう楽になるの?
当院が実施しているドライヘッド矯正には、めまいのほかにさまざまな症状の軽減が期待されます。特に、頭痛、睡眠障害、顎関節症の改善、嚙み合わせの調整、眼精疲労などがその一例です。
疲労で硬くなってしまった首まわりや頭の筋肉にアプローチをかけることでほぐし、血流改善につなげたり自律神経を整えます。また、人によって筋肉の硬さや感じ方が違うため、痛みを感じないよう患者様に合わせた施術を受けていただけるのも特徴です。
めまい を軽減するために必要な施術頻度は?
めまいを軽減するために必要な施術の頻度について質問をいただくことがあります。
めまいの軽減には、通常週に2回の施術が推奨されます。めまいは病気が原因であることが多いですが、自律神経の乱れからも引き起こされる場合があります。そのため、自律神経の調整を継続的に行うことが重要です。
自律神経は日常生活の様々な要因で乱れることがあるため、週に2回の施術が必要です。